レインズ、中古マンション価格上昇続く

東日本不動産流通機構が19日に発表した15年7～9月の不動産流通市場動向によると、首都圏中古マンションの成約件数は前年同期比5.4％増の7995件となった。東京都区部の首都圏全体に占める成約件数シェアは40.0％となった。成約m²単価および成約価格も前年同期を上回り、成約価格は12年10～12月期以降、12期連続で前年同期を上回る上昇を記録した。

成約m²単価は45.46万円（前年同期比7.4％増）、成約価格は2888万円（5.9％増）だった。成約m²単価は13年1～3月期から11期連続の上昇。成約m²単価は全地域で前年同月比を上回っている。新規登録件数は4万4445件（11.0％増）。また、中古戸建ての成約件数は2884件（9.4％増）、成約価格は3007万円（3.2％増）、新規登録は1万6047件（2.5％増）だった。築年数は中古マンションが20.3年（0.6年増）、中古戸建ては20.8年（0.07年減）でほぼ横ばい。

提供：日刊不動産経済通信