首都圏中古マンションが3千万台に上昇
東京カンテイは、6月の「三大都市圏・主要都市別中古マンション70m2価格月別推移」をまとめた。首都圏の中古マンション価格は前月比0.4％増の3011万円で、10カ月連続の上昇。11年4月以来の3000万円台となった。近畿圏では中心エリアの大阪府が価格上昇を牽引し、0.2％増の1840万円と小幅上昇。中部圏は0.6％減の1537万円だった。
首都圏・都県別では、東京都は1.4％増の4176万円。神奈川県は0.4％減の2513万円、埼玉県0.2％減の1887万円では弱含みだった。4月に1800万円を割り込んだ千葉県は0.1％増の1789万円に微増したが、持ち直しは鈍い。新築市場と同様、都心好調・郊外低調の価格トレンドの二極化が鮮明となっている。大阪市は0.6％増の2340万円と6カ月連続の上昇。神戸市は0.7％増の1781万円と4カ月ぶりの増加となった。名古屋市は0.6％減の1885万円で2カ月ぶりに下落した。
（提供：日刊不動